伊達なICT-WORK

「仙台市地下鉄」は仙台の中心部と近郊エリアから東西と南北に伸び、仙台の主要交通手段の一つです。
「南北線」と「東西線」が主要なベッドタウンを繋ぎ、仙台駅から3駅間は、エリア内どの駅で乗り降りしても運賃200円の「ゾーン運賃制」が採用されています。

「南北線」は北の「泉副都心」、南の「長町副都心」をつなぎ、1日平均約18万人が利用しています。
「東西線」は、西は東北大学などのキャンパスがある青葉山の文教エリアと、東は新興住宅地の荒井を結んで2015年に開通しました。1日平均の利用数は、約6万人。宅地開発は進んでおり今後さらに乗車数が増えると予想されています。

仙台は、都市機能と自然の潤いの良質なバランスに恵まれ、暮らしやすい街です。東西南北いずれの方向も、中央である仙台駅から20〜30分以内で通勤できることが魅力です。

（利用者数「平成29年度　仙台市交通局」調べ」）

地下鉄にそって、主な生活ゾーンの様子を見てみましょう。

【東西線】

青葉山 仙台国際センター駅

青葉山・八木山エリア
八木山動物公園駅～川内駅	界隈の主な住宅地 「八木山」「鈎取(かぎとり)」「太白」など 東北大学の「青葉山キャンパス」「川内キャンパス」を通り、いくつかの大学が集まる仙台屈指の文教エリア 界隈には「仙台国際センター」「宮城県美術館」なども 西端の八木山動物公園駅は西部に広がるベッドタウンの基点。なお「日本でいちばん標高の高い地下鉄駅」の表示を見ることができます。 付近には、仙台城趾(青葉城趾)も 八木山動物公園駅
仙台中心部
青葉通一番町駅など	界隈の主な住宅地 「米ヶ袋」「土樋」「霊屋下」など 青葉通一番町駅は、仙台の老舗百貨店の周辺にグローバルブランドの路面店などが次々に集結しています 一方で、昔の仙台空襲の直後から栄えた昭和の面影を残す「壱弐参（いろは）横丁」も。最近はワインを楽しめる小さな飲食店が集まり、ワイン横丁と呼ぶ人もいます 足を伸ばせば、風光明媚な広瀬川ぞいに東北大学「片平キャンパス」や古い住宅地が広がり、新旧の入り交じる人気スポットになっています。
仙台駅東口エリア
宮城野通駅	界隈の主な住宅地 「榴岡(つつじがおか)」「新寺」「連坊」など 近年ファミリー向けマンションが整備され、中心部へ即アクセスのファミリータウンとして人気です 「楽天koboスタジアム」や、しだれ桜の名所「榴岡公園」など 足を伸ばせば仙台藩政時代からの寺社が並ぶ「新寺通り」エリアなど、城下町の独特の顔つきも残ります
卸町エリア
卸町駅～六丁の目駅	界隈の主な住宅地 「大和町」「蒲町(かばのまち)」「遠見塚」「卸町」など 駅の南側は昔からの住宅地「大和町」などが広がっています 北側は「仙台市中央卸売市場」を始め、大手配送センターや印刷会社、問屋などがある仙台の一大商業エリア 倉庫を利用した演劇シアターといった新しいムーブメントも見られます
東部沿岸
荒井駅 界隈	界隈の主な住宅地 「七郷」「荒井」など 始発点の荒井駅界隈は、地下鉄開通に伴う開発により、学校・病院・商業施設など生活機能充実のファミリータウンが急成長しました さらにバスで足を伸ばせば、仙台港界隈の「仙台うみの杜水族館」や「三井アウトレットパーク」などへのリンク拠点になっています

【南北線】

泉区 ユアテックスタジアム仙台 界隈

泉中央副都心
泉中央駅・八乙女駅 界隈	界隈の主な住宅地 「七北田」「将監(しょうげん)」「八乙女」「向陽台」など もとは「泉市」であり、泉市の行政区が仙台市と合併した副都心エリアです 「ベガルタ仙台」のホームスタジアムがあり、試合時は多くのサポーターが詰めよせます 始発の泉中央駅は、市民ホールなど控え、近郊の広大な住宅エリアへの基点になっています 周辺の外郭は、首都圏・関西からの転勤者も多い「中山」「泉パークタウン」「寺岡」など、整備された住宅地が控えています
森林公園界隈
台原駅・旭が丘駅など	界隈の主な住宅地 「南光台」「台原(だいのはら)」「双葉ヶ丘」など 「台原森林公園」と隣接する緑のエリア 台原駅界隈は文化センターがあり、昔ながらの商店街が展開しています 旭が丘駅などは、一人暮らし用の物件が豊富に見つかるエリアです
仙台中心部
勾当台公園駅～仙台駅など	界隈の主な住宅地 「立町」「木町」「錦町」「春日町」など 勾当台公園駅界隈は、仙台の行政の中心部。宮城県庁があり、仙台のシンボル・ケヤキ並木の「定禅寺通り」があります 百貨店やレストラン、商業ビルが並び、「本町（ほんちょう）」エリアには多くのICT企業が集まっています 仙台駅の界隈は、映画館を備えた商業ビルなどがあり、大型店が出店しています 勾当台公園駅
南部
五橋駅～愛宕橋駅など	界隈の主な住宅地 「荒町」「土樋」「石名坂」「新寺」など 歴史を持つ荒町商店街など、仙台駅にほど近いエリアでありながらどこか下町の顔つきを残します。 大学や専門学校があり、一人暮らし用の物件も多い住宅エリアです。
長町副都心
長町一丁目駅・長町駅など	界隈の主な住宅地 「長町」「砂押町」「富沢」など 長町駅の東側は開発により急速に発展。大型マンションが並び、仙台市内から移転した「仙台市立病院」のほか、「IKEA(R)」など人気ショッピング施設が集まります。 一方で、西側の「長町商店街」は昔ながらの商店街。界隈には落ちついた暮らしやすい街が広がっています。 始発の富沢駅は、さらに近郊の「中田」「鈎取(かぎとり)」「柳生」など古くからのベッドタウンにアクセスします。