企業を知る
『弱みを補い合い、強みを発揮できるように』
─ 株式会社コー・ワークス
2016.2.18
若手社員インタビュー
株式会社コー・ワークス 総務部 吉田 圭一 (聞き手)伊達なICT-WORK運営事務局
全く異なる業界からの転職
吉田: 私はITとは無縁の販売業からの転職で、2012年に入社しました。異業種出身ですが、現在は総務部のほか、ウェブサイトの製作・運用を行う情報提供サービス部に所属しています。
吉田: 前職は販売業だったのですが、丁度35歳の時(2012年)に、よりやりがいのある仕事を求めて退職。現在社長の淡路が実は同級生で、彼に声をかけてもらったのが直接のきっかけです。
当時の会社の規模は社員が10名程度で、オフィスも現在より狭い場所でした。正直、業界・環境が大きく異なることにはじめは不安がありましたが、社長から新しい事業を立ち上げたいという話を聞き、こうしたチャンスはめったにないと思いました。不安より面白そうと思ったことが決断の理由です。
吉田:
そうですね、あまりの環境の違いに最初は戸惑いました。前職では絶えずお客様と話しをし、店舗内は音楽がなっていたりと賑やかだったのですが、ここではひたすらキーボードを叩く音のみ(笑)。でも社員はみなスキルが高いだけでなく、人柄がよく、信頼のおける人ばかりなので、わからないことは何でも聞いて吸収していきました。
現在ではサイト製作のディレクター業務も行っています。
弱みを補い合い、強みを発揮できる会社として
吉田: 「ランナーズボイス」という、ジョギング・ランニングに関する情報を、主にビギナーさんを対象に提供するサイトを立ち上げ、運営しています。地元の先輩ランナーさんを取材させていただき、その方の活動内容やビギナーさんへのアドバイスを記事にまとめ紹介しています。またランナーさんにおすすめの地元のショップ情報や、ランニングサークルなども紹介しています。
実は私自身が体を動かすことが好きで、ジョギングを始めようかなと考えていた時、「そういえば仙台でジョギングをする人の役に立つような情報サイトってないよね」という話が社内で出たことが発案のきっかけです。こうしたアイデアを具体化する上で、社員各自が持っているスキル・アイデア、そして強みをうまく活かしあいながら進められるチームワークが存在することも、当社の良さだと思っています。
吉田: はい、現在いる社員は経験者で中途入社が主体なのですが、うまくまとまっていると思います。また、社員が増え新しい部署もできたので、以前「合宿」を行い各自の担当する業務についてじっくり共有する機会を作ったりもしました。
社長もよく言っているのですが、「弱みはお互いに補い合い、自分の強みを最大限活かす」ことができる環境作りが大切なことだと考えています。また社長は上下関係を必要以上に強調しないため、社員間のコミュニケーションも良好で、黙っていると逆に意見を求められます。
会社を大きくすることも大切ですが、同時に今会社が持っているよい部分や雰囲気を壊さず、社員がやりがいを感じられるような職場づくりを引き続きしていけたらと考えています。
また、会社として働き方の多様化にもチャレンジしています。
テレワークという、在宅勤務の制度を導入しており、育児などでフルタイムでは働けない女性社員などがそうした勤務を実践しています。私自身もたまに在宅勤務を行うことがありますが、IT業界は割とこうした制度を導入しやすい面があると思いますので、働きたいが様々な事情で働く場所を見つけられない、そんな埋もれた有能な人材が活躍できる場所を作るためにも、多様化するワークスタイルに柔軟に対応できるような会社を目指したいと考えています。
株式会社コー・ワークス
(本社) 仙台市青葉区一番町一丁目8-10
http://www.co-works.co.jp/
〇企業情報のページへ|「伊達なICT-WORK」サイト内(準備中)