コラム

COLUMN

現在主流のプログラミング言語

ノートパソコンのキーボードのクローズアップ写真

近年、次々に新しいIT技術やWebサービスが生み出されていますが、それらを開発するプログラミング言語もメジャーなものからマイナーなものまで全世界で数百種類、存在しています。
その中でも今回は現在主流となっている言語、仙台地域においての主流の言語、今後注目の言語をご紹介いたします。
言語によって将来性や需要、難易度も異なるため、IT企業への就職・転職を考えている方、プログラミングに興味があるけど何を学べばよいか分からない方は何を軸に選択するかの参考になれば幸いです。

JavaScript(ジャバスクリプト)

昨今のWebサイトのほとんどにJavaScriptが使われています。JavaScriptは1995年に開発され、当初はWebサイトに「動き」をつけるために開発された言語ですが、近年ではWebサイト制作からWebアプリ開発などに欠かせない言語になっています。

Java(ジャバ)

システム開発やWeb開発、アプリケーション開発など多岐にわたる用途で様々な開発に利用されている言語です。JavaScriptとは名前が似ていますが別物の言語です。

PHP(ピーエイチピー)

動的にWebページを生成することができるサーバーサイドの言語です。Webで動いている様々なサービスやページ作りが得意です。WordPressを含めたWebアプリケーションの開発にもよく使われる有名な言語です。FacebookやYahoo!、ぐるなびなどもPHPが使われています。

C(シー)

プログラミング言語の中でも特に知名度の高い言語のひとつです。C言語は書いた順番にプログラムが実行される形式の手続き型言語です。家電製品や自動車の制御にC言語が使われています。研修でも使われるような言語ですが、初心者にとっては習得難易度が高い言語です。

C++(シープラスプラス)

「C言語の拡張」として開発されたオブジェクト指向の言語です。C++はC言語の良い部分をそのままに機能拡張を行ったもので、より効率よくプログラミングができるように作られています。スマホアプリやコンシューマーゲーム・業務系システム・Webアプリケーションなど様々な分野で開発することができます。

C#(シーシャープ)

Microsoftが開発した言語で、「C++」の欠点を改善し、「Java」の機能を取り入れた言語で、文法はJavaに似ています。Windows系のシステム・アプリケーション開発において幅広く採用されています。さらに、Unityというゲームエンジンを使えば簡単にゲーム開発することもできます。WebサイトではSkypeの公式サイト、検索エンジンのBingもC#で作られています。

TypeScript(タイプスクリプト)

2014年ごろにMicrosoftによって開発された言語です。JavaScriptを拡張して作られたものですが、JavaScriptとは違い静的型付けのクラスベースオブジェクト指向言語になっています。JavaScript より短く読みやすいコードを書くことができます。Microsoft、Google、BizReachのページでも使用されています。

Shell(シェル)

オペレーティングシステム(OS)を動かすために開発されたスクリプト言語です。OSを直接操作するコマンドを書くことができます。ファイルの操作、プログラムの実行などができます。

Ruby(ルビー)

まつもとゆきひろ氏により開発されたオブジェクト指向スクリプト言語です。Rubyを使うメリットとして、Ruby on RailsというWebアプリケーションフレームワークを使えることが大きいです。Ruby on Railsを使うと、WebサイトやWebベースの業務システムを効率よく開発できると言われています。日本で開発された言語なので、日本語で最新技術の情報を得ることができるため、活用しやすいというメリットもあります。

仙台地域においての主流の言語

ITを活用する分野を表したイメージ画像

仙台地域では業務システム開発が多く、Java技術者の求人需要が高くなっています。新人研修もJavaを取り入れる企業が多いようで、仙台地域でIT企業に就職・転職したい方はまずはJavaをマスターしていれば有利かもしれません。
Javaは、世界中で多く使われている人気の言語で、Googleが開発に用いることが多い三大言語(Java、C++、Python)のひとつです。大企業での大規模システム開発やAndroidアプリの開発などを得意としています。
「Write once, Run anywhere」というキャッチフレーズがあり、「一度書けば、どこでも使える」という意味の通り、Java でコーディングすればWindowsやMacなどのOSを問わずプログラムが実行されます。
Javaは、言語の構造自体が難しかったり、コードが複雑だったり、覚えることも多いので、難易度は他の言語と比較して難しい言語です。
安定性が高いため、業務システム開発、Androidアプリ開発、Webサービス開発、ゲーム開発などのシステム開発によく採用されます。楽天や東京三菱UFJ銀行などの大手企業でも採用されており、Webサービスでは有名なTwitter、ゲームでは人気のMINECRAFTもJavaで作られています。
純粋に求人需要と市場規模の大きさだけで考えるのであれば、Javaは安定した言語といえます。

今後注目の言語

次に今後注目の言語を詳しくご紹介します。

Python(パイソン)

Webアプリの構築からAI、データ分析など様々な方面で使われています。
Pythonはコードの文量が少なく、読みやすいことが特徴です。文法もシンプルなので、他人が書いたプログラムでも読み取りやすく、便利な言語です。
文法もシンプルで比較的理解しやすく、スマホでもプログラミングできるアプリがあるので、隙間時間を活用して学習もできます。

Pythonでできること

Webアプリ開発、組み込みアプリ開発、機械学習などに使用されます。
代表的なものでは、Instagram、YouTube、Evernote、DropBoxなどのWebアプリが開発されています。

Go(ゴー)

Googleが開発したオープンソースの言語で、シンプルで信頼性があり、無駄のない有能なソフトウェア開発を簡単に実現できるように設計されています。実用性があり、効率よく作業を行うことが可能なため、軽量・高速・シンプルなプログラミング言語として広く知られています。記述が簡潔でわかりやすく、記述したソースコードをコンパイルする際に、エラーがあればそこで検出可能なため、初心者でもエラーに気づきやすく、ミスが発生しづらいです。初心者でも比較的学習しやすいです。

Goでできること

Webサーバー・Webアプリ開発、アプリケーションソフトウェア開発、Paas開発などに使用され、メルカリ、グノシー、クックパッドなどがGoを採用しています。

Kotlin(コトリン)

2011年ごろに発表された新しいプログラミング言語です。Javaの統合開発環境である「IntelliJ IDEA」で有名なJetBrainsが開発したオブジェクト指向の言語で、Javaとの相互利用も出来るように配慮されている最新のプログラミング言語になります。Javaは初心者にとっては難しいですが、KotlinはJavaよりはコードがシンプルで、エラーを防ぐ仕組みも導入されており、Javaより習得しやすい言語です。

Kotlinでできること

主にAndroidアプリ開発、Webアプリ開発で使用されることが多い言語です。
Kotlinを使ってできることで有名なのが、Androidアプリ開発です。Androidアプリ版のYahoo!ニュースやGYAO!、LINEもKotlin で作られていますAndroidアプリ開発は今までJavaで行うことが多かったのですが、今後はKotlinでの開発が進んでいくでしょう。

最後に

たくさんあるプログラミング言語の中から主流、注目の言語をご紹介しました。
仙台市は「企業立地促進助成金」という助成金制度を設けて、企業誘致に取り組んでいます。特にIT企業の誘致に力を入れており、今後仙台に拠点を置くIT企業は増えていくと予想されています。それに伴いIT系の求人も増加するでしょう。
上記で挙げた言語のいくつかでも習得していればIT企業への就職・転職に有利かもしれません。独学、スクールと学習方法はありますが、まずはネット上にもたくさんの技術情報が載っていますので、就職・転職を考えている方はチェックしてみてはいかがでしょうか。