コラム
COLUMN
MISA「ソフトウェア開発」体験インターンシップ 2017年度参加生アンケート
MISA「ソフトウェア開発」インターンシップとは
例年8月に開催する「MISA『ソフトウェア開発』インターンシップ」は、「宮城県情報サービス産業協会(MISA)」が開催するインターンシップ。
ICT業界への就職に興味のある学生の皆さんを対象に、「SE(システムエンジニア)」として、ソフトウェア開発プロジェクトを体験していただきます。
参加するとこのようなことが分かります。
- チーム開発をする上で大切な社会人のスキル
- SE(システムエンジニア)の業務(企画から納品まで一連の流れ)
- IT業界の概要
- 宮城のIT業界にどのような企業があるのか など
2017年度 受講者アンケート
それではアンケートです。
2017年度は、5校35名の学生が開発体験を行いました。先輩たちの声を紹介します。
(有効回答数17 / 東北文化学園大学、東北電子専門学校、東北工業大学、東北学院大学、宮城大学)
-
【参加前】
-
- Q1. 参加しようと思った理由は?
-
“IT関連の職に就きたいと思い、IT業界のことを知り、体験してみたかったから。”
“将来どのような仕事に就きたいかはっきりしておらず、一度SEを体験したかったから”
- グループワークがどのようなものかを知りたかったから。
- システムエンジニアという業種のことを知ってはいても、実際にどのような業務を行っているのかよくわかっていなかったので、その業務を体験してみたかった。
- SEの業務体験の雰囲気や、技術を学べそうだったため。
- IT業界に限らず、会社内の常識やマナーを知りたかったから。
- Q2. どのようなことに期待しましたか?
-
“コミュニケーション能力や技術力など、自身の能力の向上。”
“「仕事」というものをはっきり理解できるチャンス。”
- 今回、面識のないチームでのプロジェクトは行ったことがないため、より良い経験ができると期待していました。
- 学校では絶対に学べないことを、学べそうだと思った。
- SEにどのような業務があるか知れそう。
- コミュニケーションが難しそう。
- PHPやデータベースなどの技術、チーム開発の手法と実際の設計を知ることができそう。
-
【参加後】
-
- Q3. 内容はどの程度充実していたか、各項目について評価をお聞かせください
- 4段階評価の平均
- 実践的なプロジェクト内で、必要な知識やマナーが学べた。
- 社会で働いている人と、私たち大学生の考え方の違いや、何を優先的に考えるかなどについてよくわかった。
- 社会人の常識を細かなところまで教えていただき、企業の雰囲気が分かった。
- SEの働き方について、自分への適性がどのくらいあるか理解することができた。
- 講師の話を聞いていてSEという職業のイメージがついた。
- 会場が会議室だったので「業界研究会」は実際の企業をさらに多く覗いてみたかった。
- Q4. 「カリキュラムの内容」について評価点をお付けください
- 4段階評価の平均:「3.2」
“架空の事業を設定して、その事業に合ったグループウェアを実際に開発していくという内容が非常にわかりやすかった。”
- 演習を交えることで、新しく覚えなければいけない内容でも、短期間で覚えることができた。
- 想像していたものより実践的な内容だったので良かった。
- 実装内容が多く、時間が足りない上に自分にはプログラミング能力が足りなく成果物を出すのに時間がかかってしまったため。
- 今回使用した言語はほぼ初見だったが、開発を進めていく上で必要な内容はほぼ網羅されてるように感じた。
- Q5. 「業界の理解度」について評価点をお付けください
- 4段階評価の平均:「3.1」
“「業界研究会」では企業へ訪問して、現場の見学や、質疑応答による業界への疑問の解決ができ大変有意義だった。”
- いくつもの会社の説明を一度に聞け、一回の説明では分からなかったところを、他社の説明で補えたのでそれなりに業界を理解できた。
- 企業の見学や詳しい説明があり、受講前より格段に理解度が深まった。
- 実際に働いている方の言葉を聞けた。また、丁寧に質問に答えていただいて自分に足りないものが分かった。
- 各社の事業内容はしっかり理解しましたが、まだまだ企業研究が足りていないと思うので個人的に企業研究を進めつつ、芋煮ケーションなど交流の機会を利用して企業の方々とコミュニケーションをとりたいと思います。
- Q6. 「受講前の期待度」と「受講後の感想」を比較したとき、全体の満足度はいかがでしたか? いずれか一つ選択
-
- プログラミングのみをやっていくのかと思っていたが、開発までのプロセスの方を重視していたため、より実践的な内容だと思った。
- 自分たちの知識不足のこともあるが、私はもう少しSEの実務を深く経験したかった。
- 思っていたよりもグループでの話し合いや、開発が活発に行えたため、期待以上だった。
- チーム間の意思疎通、社会人らしい振る舞いの難しさを痛感できた。
- チームの結成から開発、成果物のプレゼンまで実際のSE業務同様の体験を行うことができ、開発スキル等、自分の能力の向上にもつながったと思う。
- 【就職意識】
-
- Q7. 《業界への就職意識》あなたのICT業界への就職の意志は、本講座を受ける前と後とで、変わりましたか? いずれか一つ選択
- 受講前 ICT業界へ就職したいか
受講後 ICT業界へ就職したいか
- ICT業界の実情や実際の業務内容を知ることができ、ICT業界への漠然としていたイメージをはっきりさせることができたため。
- 何も考えないで就職したいと考えていたが、それだけではだめで自分の向き不向きもしっかりと考え慎重にならないといけないと思った。
- 前後で特に変化なし。自分に足りないものがわかった。
- グループでの開発などを通して、よりプログラマーやSEなどのことを知ることができICTへの興味が深まったから。
- Q8.《就職したい企業》あなたがICT企業への就職を考える時、「就職したい企業」のタイプは本講座の前後で変わりましたか? いずれか一つ選択
- 受講前 就職したい企業
A. 宮城が本社、または宮城に支社のある企業
B. 地元(出身地)の企業
C. 首都圏の企業
D. 本社所在地にこだわらず知名度のある企業
E. 知名度に関係なく仕事の内容に興味がある企業
F. その他
受講後 就職したい企業
- 基本的な変化は少ないが、受講前に比べると宮城県内の企業への興味が強くなったように感じた。
- 変わっていません。やはり自分が育った県が好きだから。
- 首都圏に行けばICT企業はたくさんあると思いますが、地元や宮城県でもICT企業の人たちががんばっているのを「業界研究会」で感じ、東北に貢献したいと思ったから。
- 地元の企業についての説明を聞いてから、首都圏の企業についても興味を持ったからです。