コラム
COLUMN
【ICT“文系”若手社員インタビュー】Vol.2 伊藤 大将さん 株式会社 フジビジネスセンター
ときに社員の半数以上が「非情報系」学部学科の出身者という企業も珍しくない、近年のICT(IT)業界。
文系など、学生時代の専攻とは違う分野からICT企業に就職し、
長所を活かして活躍する若手社員をご紹介いたします。
伊藤 大将 (Daisuke Ito)
株式会社 フジビジネスセンター
システム開発部
(東北工業大学 ライフデザイン学部 経営コミュニケーション学科 出身)
あなたの長所を教えてください
- 協調性があることだと思います。 中学生の頃からバスケットボールを続けていたこともあり、もともと人と協力して何かをやりとげることが好きです。
現在の業務はお客様から私に直接要望をご依頼いただく流れで進みますが、作業を円滑にするために重視しているのは、要望の要点を正しく把握し、作業担当者が分かる形に整理して伝えることです。
私は経営コミュニケーション学科が出身で、学生時代に学んだことから方向性はそう変わっていないのかもしれません。 - 好きな「もの・こと」は
- 沢山ありますね。私の性格としてアウトドアもインドアも楽しみたくて。映画鑑賞、スポーツ観戦、最近は旅行も楽しいです。
スポーツは最近ワールドサッカーの観戦が面白いです。その影響で私自身もフットサルをやっています。 - どのような仕事をしていますか
- ホームページ(Webシステム)の運用支援です。お客様の職場に常駐し、修正や追加などの要望に対応しています。要望窓口として作業担当者に伝えることもあれば、自分で直接修正することもあります。
ホームページの運用は期限のある内容が多く、その期限内に要望を反映させられた時は達成感があります。こうした業務を行っている時は、いちばん神経を集中させています。 - なぜICT業界を目指したのでしょうか
- もともと私は、今まで学習していない分野、今まで経験のないことを行ってみたいという願望が強いのですが、その一つとしてICT分野が気になりました。
具体的にはシステム開発を総括するSE(システムエンジニア)という職種を知り、これに興味を持ちました。 - 就職活動はどのような様子でしたか
- 他にもやりたいと思う仕事が多く、迷いに迷ったため、就職先を決定する時期は遅かったです。ICT企業を含め、様々な業種の企業を受けました。
- 株式会社フジビジネスセンターに決めた理由は?
- 当社を知ったきっかけは、母校で利用していた学生支援システムが、当社の開発によるものだったことです。「こんな企業があるんだよ」とゼミの教授に教えていただきました。
その後の会社訪問や採用面接の中で、私が興味を持ったSEの業務は、例えばアルバイトでできるような種類の仕事ではないと考え、ここに入社し働こうと思いました。 - 職場の雰囲気は?
- いつもはお客様の職場内に常駐しており、会社の仲間もほとんど外に出ています。でも常駐先での当社の先輩や上司が優しい方達で、職場はアットホームな雰囲気です。
月1回の定例の帰社日があり、全社員が集まる忘年会などの会社イベントもあります。
お客様の職場では、退社後に一緒に飲みに行くなどいろいろと仲良くしていただいています。 - ICT企業に入る前と入社後のギャップがあれば教えてください
- 入社当初の2ヶ月間の研修の時、プログラミングは私にとって全く新しいジャンルだったため、これは難しいものだなと感じました。
しかし、その後の常駐先でのOJTでは、先輩の手伝いという形で行ったこともありプログラミングが楽しくて苦だとは感じなかったです。 - 仕事で苦労した点は? また、それをどう乗り越えましたか
- 資格の取得です。
上司から、「資格を取得することで業務の幅が広がる」とのアドバイスをいただきました。そこで、自分で参考書を買い、退社後に自宅で勉強しています。
現在は、ベースになる「基本情報技術者」取得に向けて勉強しているところです。国家資格なので難しいですがいまは少しずつ時間を作って頑張っています。 - ICT企業で働いて良かったこと
- やはり自分が今まで知らなかった「ICT」というジャンルで、全く新しい体験ができていることです。
昔も今も探究心は強く、身近にあるものなのに自分が知らなかったことを知れるという繰り返しの仕事ですので、興味を持って続けていけます。 - これから磨きたいこと
- プログラミングのスキルです。まだ知識が十分ではないので、これからどんどん身につけていきたいです。
- ICT業界が気になる文系などの方へのメッセージ
- 私自身の勝手な考え方ですが、仕事や生き方を「人生」として捉えるとそれは1度きりしかない。もしICTの仕事が面白そうと考えていて、実際にすることができる状況なら、ぜひ迷ったりしないで飛び込んで欲しいと思います。